スタッフ紹介
組織運営室
コンクール事業部
様々な種類の仕事を兼任していますが、最も長く続けているのは「ピティナ・ピアノ曲事典」です。2002年の設立から現在まで編集を担当しています。多くの方に利用していただいたことで音楽文化に貢献している実感が得られ、ピティナの知名度向上にもなったと感じています。
基幹事業であるコンクールには審査員担当として関わっています。ピティナの中枢を担う教育者の方々と情報共有しつつ、審査精度を高めるための研修などを進めています。
また、2022年4月にピティナ音楽研究所を設立しました。資金を確保して若手研究者を支援し、活発な情報発信をめざします。
音楽家の方は魅力的な方が多いですから、そういう方々と交流しながら仕事ができること自体が幸せなことです。そしてビジョンとプロ意識を備えた経営者のもと、自由かつ集中できる環境を選べる働きやすい場所だと感じています。顧客である音楽家の皆様はもちろん、不出来な自分を成長させてくれた職場の仲間に深く感謝しています。
「社会における音楽の役割をどう見せるか」を考えています。人どうしのつながりも、最新のデジタル技術を利用することも必要です。一例を挙げると、ピアノ曲事典発祥の「楽曲コード」を普及させたいと考えています。ピティナの基幹事業で使えば、事務の省力化とともに、演奏回数などの統計データ収集が実現できます。これを様々な方法で音楽業界全体に頒布することで、大量の音楽演奏履歴データが蓄積されます。商用から学術目的にいたるまで、利用価値が高い情報システムが作れると考えています。
考えが煮詰まった時に「直感に従う」ことで道が拓くことが多々ありました。良い直感も悪い直感も、単に無視するより、その感触の理由を考えてみることが役立つかもしれません。