ピティナ・採用情報

スタッフ紹介

名前
UIディレクター
コンクール事業部
入局のきっかけ

美術大学でデザインを学んでいて、それを活かせる仕事を探していました。また、大学ではオーケストラサークルに所属し、幼い時にピアノを習っていてピティナのことを知っていたりと、音楽への関心がありました。総合職で事務をメインとしつつ、インハウスデザイナーとしての業務も任せていただけるということで、特技を活かせること、興味のある音楽の会社であることが決め手となり新卒で入局しました。

現在の仕事内容

まず一つは、デザインチームのマネジメントをしています。私自身が手を動かすことは少ないのですが、主にデザインのクオリティ監督や制作スケジュール管理をしています。ピティナでは、社内のデザインチームが、チラシやパンフレット、ウェブサイト、書籍の制作、公式キャラクターの運用などを担当しています。
もう一つは、コンペティションの審査員を決めて派遣する業務です。コンペティションの開催時期である毎年5月から8月に、のべ約1900人の審査員を全国に派遣しています。審査では点数がつけられ、結果に順位が付くので、公平性の担保に尽力する必要があります。

ピティナ・東音企画の魅力

事業の進め方においてフットワークが軽く、何か新規に企画や変更をしたいと思ったときに、すぐに検討されることです。収益の見通しさえついていれば、改善や新規企画にとても積極的です。そういった意味で、現状のシステムに不満を持ちながらも我慢せざるを得ないケースが少ないのが大きな魅力の一つです。

未来について考える

実地で開催するイベントの収益性には限界があります。一方で、現状のオンラインイベントの多くは実地の魅力に敵わない部分もあります。収益性が出る魅力的なオンライン事業を新たに一つ確立する必要があるかと思います。
デザインチームとしては、ピティナの公式キャラクター「ぴてぃにゃん」に組織の顔となってもらい、広報に活用していけたらと思っています。

芸術全体に関して、たとえば、美大の男女比率はおよそ3:7と女性の方が多いのに対し、教授や美術館館長など大きな意思決定権を持つ役職は男性が多いという現状があります。このような美術業界の現状を見てきたうえで、音楽大学出身者のキャリア支援、ひいては音楽大学の在り方について関心を持っています。音楽大学では、従来のように「演奏」に特化した教育だけでなく、講師として教室を開室したときのお金の処理や、コンサートの収益性の検討など、「音楽で食べていく」ための教育の導入が始まっているところもあるようです。ピティナでも、音楽を生業とする女性のロールモデルの提示など、できることがあるのではと考えています。

新卒採用・学生さんへのメッセージ

会社との相性は、実際に入社してからでないと分からない部分がどうしてもあると思います。その会社の分野が自分の関心とマッチしているかだけでなく、会社の人数規模やその分野全体の市場規模、また労働環境では意思決定にどの程度関わりたいと思っているかなど、総合的に判断したらいいかなと思います。自分の専門性をつきつめられる環境を探すのもいいですし、仕事だけでなく自分の人生全体の在り方に沿った環境を探すのもありです。国内・国外含めて企業はたくさんありますので、まず最初は直感に従ってみてもいいかもしれませんね。